"はんなり"を目指して、お茶事に装うきもののあれこれを綴っています

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きものを着る場合、洋服のように着る直前にタンスから出して・・・というわけにはいきません。脱いだ後も、脱衣かごにぽいっと入れておいて 毎回洗うことができません。手間がかかりますが、それも着物の寿命を長くするためです。絹ものは繊維が細いため、できるだけ洗わない方がいいそうです。 生地を傷めず、さらに清潔な状態できもの美人になれるよう、準備と後片付けを習慣にしましょう〜



着る前日に、着物・帯を衣紋掛けに吊るし、必要な下着や小物を揃えます。 このとき、着物と帯の色、小物の合わせを考えるのが楽しいひと時ですね。できるだけ、季節を考慮した 組み合わせにします。また、腰ひもや仮ひも、帯枕は椅子の背に掛けておくと、かがまずに取ることができて便利です。 着付け時間の短縮にもなります。

◆下着
【肌襦袢-はだじゅばん】長襦袢の下に着るもの。下着のスリップと同じですね。肌に直接触れるものなので、天然素材のものがいいと思います。綿が主流ですが、絹製のものも。また、最初から補正用のパッドがついているタイプがあるので、細めの体型の方にはおすすめです。ワンピース型と二部式とあります。最初のうちはワンピース型がらくちんです。慣れてくると、二部式の方が着やすいらしい。
【長襦袢-ながじゅばん】肌襦袢の上、着物の下に着るもの。外から見えるのは振りの部分のみですが、変な色だと目立ちます。無難なのはピンクやベージュの無地。柄入りのものはくだけた印象になります。絶対に汗をかくので、普段用には洗えるタイプのポリ製をおすすめします。

◆小物
【半衿-はんえり】長襦袢の衿に縫いつけて使うもの。お茶会には塩瀬羽二重の白無地。夏は絽の白。ポリ製でも絹製でも、汚れたらすぐに洗って陰干しするといつまでも白さを保てます。長襦袢に半衿がついているものもありますが、汚れやすいので始めに一枚つけてしまう方がいいと思います。
【伊達締め-だてじめ】長襦袢の胸紐の上、着物の胸紐の上に使うもの。結び目のごろつきを抑える役目。伊達締めは昔からの博多織りが一番だと思います。化繊のものよりも正絹の方がキュッと結びがしっかりするような気がします。正絹でも洗って陰干しすれば大丈夫です。
【腰紐-こしひも】着物の着つけに使うひも。長襦袢に1本、着物に2本使うので、3本あればOK。素材は、やはり昔ながらのモスリンが一番です。モスリンとは毛100%の薄手の素材。締まりがよく、ゆるみにくいのです。化繊のものはすべってゆるむことが多いので、おすすめできません。
【仮紐-かりひも】帯を結ぶ際に使うひも。腰まわり+40センチ程度のひもならなんでもよいのですが、帯を結ぶ際に使うと両手が空くのでとても便利です。胴巻きを押さえるのに1本、お太鼓の大きさを決めるのに1本、お太鼓のたれを調整するのに1本使うと楽々お太鼓が結べます。画像のものはゴム製でマジックテープで止めるようになっています。
【帯板-おびいた】帯の胴巻き部分にはさんで使うもの。幅・長さがいろいろあります。振袖などの礼装用のものは幅が広めになっているので、普段には使えません。ベルトがついているタイプは、帯にはさむのではなく伊達締めを巻いた上につけ、その上から帯を巻く順番になります。最初はベルトつきが楽かもしれませんね。
【帯枕-おびまくら】帯の形を整え、固定するもの。画像のものはすでにガーゼでくるんであるのですが、まくらのみを購入することもできます。ガーゼ素材はしっかりと結べるので帯がゆるむことがありません。ただ、結び目が大きくなりがちなので、ストッキングを利用するという手もあります。まくらにも大きさがあり、高さがあるものは振袖用、お年を召した方は低めのまくらを使用します。
【帯揚げ-おびあげ】帯枕をつつむ装飾用の布。ちりめんか綸子が多いようです。お茶席には派手な柄ものは使用しないので、無地、ぼかしなどがいいと思います。総絞りの豪華なものは向かないので注意。帯と着物に調和した色を選ぶといいですね。
【帯締め-おびじめ】帯を締めるのに使うひも。お茶席では冠組のもの、平組のものを使用することが多いようです。着物・帯に合わせて金糸・銀糸の入ったものがいい場合と、そうではない場合があるので詳しくは季節ごとの装いページを参考にしてください。丸ぐけ、太めの平組は普段着用なので、お茶席には使用しません。
【足袋-たび】白の木綿が一番です。裏はさらしのものが一般的ですが、冬用には裏がネルになっているものも。足のサイズよりも小さめを選んで、ぴちっとしたものを用意しましょう。足袋は汚れやすいので、お茶席用には新しいものを用意しておくと直前になって慌てずに済みます。
【着物用クリップ】長襦袢の衿と着物の衿を仮止めしておくクリップ。長襦袢の衿から、着物の衿が5ミリ出たくらいがちょうどいいとされています。仮止めせずに着付けると、着物の背中をぐっと引っ張ったときに半衿がのぞいてしまうことがあります。洗濯バサミでも代用できますが、着物が傷まないようにフェルトなどをはさむといいでしょう。
【補正用品】体を着物に合う体型にするためのもの。特に補正をしなくても、慣れてくれば着つけをすることができますが、補正をした方がキレイです。胸の大きい方はそのままだと帯に胸がのっかってしまうし、ウエストの細い方は着物なのに「くびれ」ができてしまうので。上半身用だけではなく、おしり用のパッドも売られています。

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◆半衿の付け方
まず半衿と衿芯を片側のみ縫い合わせます。【図1−A】
もう一方の衿芯を半衿でくるみ、長襦袢の外側につけます。このとき、端から端まで縫い付けます。 Aのラインを長襦袢の内側に返し、左右の衿肩あきから2センチ外側まで縫います。 縫い目の間隔は3センチくらいと大雑把に。取り外して洗うので、ざくざくと大きく縫いましょう。
※衿芯に向いているものは、三河木綿のものがよいそうです。
※着物に衿芯を入れる場合、三河木綿の半衿芯を縦半分に切って使用します。
2007.5.11追記
※長襦袢の衿に半衿がついている場合は、プラスチックの衿芯を入れています。しっかりするのでおすすめです。


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◆衣紋抜き
衣紋抜きと紐をあらかじめ長襦袢につけておくと、時間短縮になります。既に衣紋抜きがついた状態での長襦袢も販売されていますし、衣紋抜きだけの販売もあります。 手作りされる場合は、図を参考にしてください。2006.10.16追記衣紋抜きをつけた場合、必ず下側も長襦袢に縫い付けます。





◆帯揚げの工夫
帯揚げは、帯枕にかけてヘアゴムなどで留めておくとよいでしょう。長い帯揚げは、帯枕で隠れる部分をつまんで 縫いこんでおくと、胸にしまいこんだときに苦しくなりません。

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着た後の手入れは、着物を長持ちさせるために必須です。愛着を持って手入れをしましょう。

◆汚れを点検する→挑戦しました!詳しくはコチラ
着物を脱いだら、まず汚れがついていないか、点検をします。飲み物や食べ物のシミ汚れは、目立たないものでも 時間が経つにつれて生地にしみ込み、とれなくなることがあります。ひどい汚れがあれば、できるだけ早く 専門の悉皆屋か、着物クリーニングができる店に出しましょう。

◆風を通す
半日か一日、着物を衣紋掛けに掛けて風を通します。汗や湿気を含んだまましまうとカビが発生したり、 生地を傷める原因になります。夏の着物や浴衣、長襦袢などは、水スプレーをかけて汗の匂いを飛ばします。 特に背中やわきなど、汗の多い部分には念入りに霧吹きをかけ、吊るしておきます。帯も風を通して湿気を 飛ばします。

◆半衿を洗う
正絹でもポリ系でも、自宅で洗うことができます。石鹸水に一晩つけておくだけです。その後よくすすぎ、 陰干しをしましょう。

◆足袋を洗う
足袋も半衿と同様に、石鹸水に一晩つけておきます。つま先や底など、汚れのひどい部分には石鹸を こすりつけておきます。翌日洗濯機で洗えば汚れが落ちます。干すときに、足袋を裏返しにするのは避けてください。 つま先部分は、きれいな丸みがでるようにこまかくいせ込みが入っています。裏返しにしてしまうと、このいせ込みが きれいに戻らない場合があり、履いたときのつま先がきれいな丸みにならなくなります。

◆ベンジンで汚れをとる
ホコリなどで汚れてしまう袖口などは、下にタオルを当てて、たっぷりのベンジン(リグロイン)を浸したガーゼで こすらずにたたくようにして汚れをとります。

◆しまう
着物と帯は畳紙にいれ、湿気の少ない場所に整理してしまいます。小物類はひとまとめにし、季節ごとの素材で仕分けると よいでしょう。昔から着物をしまう際に使用される桐箪笥ですが、風を通しやすくカビが発生しにくいという特徴を持っています。 余裕があれば用意するとよいでしょう。

◆腰ひものしまい方
まず、腰ひもを中央で折ります。端を重ねて持ち、5角形になるようたたみます。


2006.10.22追記
◆伊達締めのしまい方
伊達締めは幅が広いので、腰ひものようにたたむことができません。着用後はいつもしわしわになるので アイロンをかけていましたが、面倒で・・・もっと簡単に、しわがのばせる方法ってないかなと思っていました。 そこで、帯枕に巻きつけて収納する事を思いつきました。これなら、着用時のしわものばせるし、収納時のたたみじわも 防げるので便利です。しかし1ヶ月程度使用しない時期があれば、洗ってきちんとアイロンをかけておくことをおすすめします。

・・・


2007・5・11追記
◆染み抜きに挑戦しました!
お茶会から帰ってきて、脱いだ着物と帯を点検しながらハンガーにかけていたら「!!!」。口紅がべったりついています〜〜! 帯の内側についているので、絶対に私じゃない・・・水屋がかなり狭かったので、化粧直しをしている誰かのものがついたと思われます。うう〜〜。 しかし、しみ抜きクリーニングに出す時間の余裕が無かったので、自分でやってみました。

1、まず、乾いた布や紙でふき取る。
いきなり濡らしたりすると、汚れが広がったり、染み込んだりしてやっかいな事になります。できるだけ丁寧に、汚れをつまむように取ります。このとき、汚れ部分を直接指で触らないこと! 手にある脂で余計に取れなくなります。

2、ベンジンでたたく。
着物といえば、という存在のベンジン。軍手とマスクをして作業をすすめます。かなり臭いです・・・また、家族から非難されるので、晴れた日に窓を開けてやりましょう。 ベンジンは油性の汚れを溶かして落とす、という存在のはずなのに、どぶどぶ使ってたたいても、一向に汚れは落ちませんでした。がっかり・・・

3、奥の手。メイク落としの技。
口紅なら、メイク落としで落ちるんじゃないか・・・??というひらめきのもと、試してみました。だって、落ちないんだもん。
メイク落としはオルビスのもので「オイルゼロ」なので安心♪メイク落としを割り箸の先に少〜しつけて、汚れをごしごし・・・。泡がたたないのでベンジンを足しましたが泡立たず。仕方なく水を少〜し・・・
あ、泡がピンクだ!!落ちてる!!その後ベンジンでこすらずにトントンとたたいて終了。水を使ったことで輪じみになるかも。心配です。
翌日、完全に乾いた状態でしみを確認すると・・・端にあったうすいものは完全にオフ!かなり濃くついていた場所もかなりうすくなりました。 帯の裏側だし、まぁいいでしょう、ということで終了です。下記注意事項。
※絶対に、マネはしないでください!!責任もてませんので・・・

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お茶事に関する雑記。お世話になっているサイトサマ紹介。
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:実際にお茶席で着た手持ち着物の組み合わせ紹介。
茶会にふさわしい髪型やメイクを研究中。
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着物に関わらず『和』をテーマに様々に足をつっこんでみたい。


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