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茶席で重要なのは亭主の心づくしのおもてなし。 茶席でのきものは、そのもてなしの邪魔をしないものを選ぶこと。
茶席のきもの選びは難しい!?
茶席に着ていくきものの種類には、訪問着・付け下げ・小紋・色無地といくつかあります。
どれを着用するかは、茶会の時期や会場などによって異なるのですが、重要なのは色と柄、そして素材です。
結婚式やパーティーで見かけるような、豪華な振袖や贅沢な訪問着、きらびやかな
帯は茶席には向かない、といわれています。
それは茶道の考え方に関係しているようです。
「茶はさびて心あつくもてなせよ・・・」
「さびて」というのは、物静かな趣がより洗練され、芸術性が高められること。
この「さび」の象徴的なものがお茶室。
茶室は、すべての無駄を思いきりよくはぶいた簡素な造りになっています。窓も、壁も、必要最小限の大きさと装飾しかありません。
また、茶室の入り口は「にじり口」といって、かなり小さな入り口になっています。しゃがんで頭を下げなければ、茶室に入ることができない。これは、
どのような人間であっても、頭を下げて入らなければならない。平等・公正という考えが含まれているそう・・・深い!
お茶席には色無地、と言われたりするのですが、茶道には仏教の教えが入っているので、華美を避け、省略を重ねて、
無地に落ち着くということかもしれませんね。
茶席では、それぞれの役目によっても装いが異なります。
まず【亭主】(茶会を催す主人のこと)は、客をお招きする立場にあるので
改まった装いが必要になります。格の高い、紋付きの色留袖が多いようです。
この亭主を助けてお給仕をしたり水屋仕事をする【半東】は亭主よりもやや控えめにし、
亭主を立てるようにします。実際の茶席では、一つ紋の色無地が多いようです。
招かれる側には【正客】という、お茶席で最上の席につく人がいます。
茶事はいつも正客中心に行われ、正客はその場をとりしきる大切な役目をします。
正客は、亭主同様に改まった装いが必要です。色無地、または色留袖を装う方が多いようです。
正客の次にニ客、三客などの連客があります。【相客】あいきゃくと呼び、正客のお相伴をするので、
正客を立て、従うのがきまりです。したがって、正客よりも上の装いをすることは避け、
一歩下がった控えめな装いにします。色無地・訪問着や、江戸小紋など。
茶席に伺う場合は、先生や先輩に装いを相談するのが良いと思います。
若い年齢の場合は、地味な色よりも少し明るい色、華やかな色を着るように言われることが多いのですが、これは、先生方と色がかぶらないように、という意味もあります。
相客中の末客を【お詰】といい、正客を立てての働きが必要とされる役目なので、茶事に慣れた人がつとめます。
訪問着や江戸小紋、小紋が多いようです。
茶室は、通常の生活から考えるとかなり暗い空間になります。それゆえに、亭主が選んだ道具や手前が活きてくるのでしょうね。
やはり、その中で、着物が悪目立ちをしないよう気をつけていきたいなぁと思います。
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