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【露芝文】 地面に重なり茂る芝草に宿る露を玉状に添えて表現したもの。芝は細く三日月形のするのが定番。
はかない趣きがあるので、秋の文様とされている。地紋として使われている場合には季節は問わない。 |
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【雪芝紋】 芝草にうっすらと雪がかぶった様子を表現しているので、葉の上にふくらみをもたせている。
冬の文様として限定はされない。取り合わせの草花や柄にもよるが、華やかなもので半弧の中を埋めたものは吉祥の趣きとなり季節を問わない。 |
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【雪輪文】 円形を削り、くぼみをつけたもの。この雪輪の中に季節の花などを組み込んで柄にする場合も多くある。江戸初期に様式化され、現代では凹凸を極端に強調した図案となった。季節は問わない。
これとは別に、雪の結晶を図案化した雪華文がある。 |
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【雪華文】 雪輪文とは別に、雪の結晶を図案化したもの。江戸後期に発刊された「雪華図説」から文様化された。
冬はもちろん、夏ものにも使用され涼しさを表現する。 |
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【吹き寄せ文】 秋に散った銀杏や松葉が、木枯らしに舞ってひとところに吹き寄せられた様子を図案化したもの。
秋の風情の漂う柄。 |
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【福良雀】 冬の寒さに羽毛をふくらませている雀の姿を意匠化したもの。ふくらむ=福良むと当て字して縁起のよいものだとされる。
丸く表した胴体、両側にのばした翼、扇状に張った尾羽を単純化した形が定番。図案化の進んだものは季節を問わないが、ふくら雀としては冬。 |
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【千鳥文】 文様でいう千鳥は鳥の種類をさすのではなく、水辺に住んで群で飛ぶチドリ科の鳥の総称。
定番の意匠化されたものや、写実的なものもある。究極に単純化されたものは千鳥格子。水と組み合わせた柄が多いので、夏ものが多い。 |
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【春日山文】 なだらかな山に鹿、月に秋草や紅葉を配したもの。古今和歌集に収められている「山里は秋こそことにわびしけれ鹿の鳴くねに目をさましつつ」の歌を
下敷きにしている。春日山は、奈良・春日大社の背景となる山で、若草山。高円山と並んで三笠山とされる。 |
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【八橋文】 在原業平が「かきつばた」の5文字を句の上において詠んだ三河の国・八橋は、河の水が蜘蛛手のように広がっているので橋を八つ架けてあり、杜若の名所。それにちなんで
板橋と杜若の組み合わせを八橋という。季節は初夏。杜若の開花は梅雨時期と重なるため、5月・6月に着用したい。 |
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【龍田川文】 奈良県を流れる龍田川の斑鳩地方の川辺は紅葉の名所。古今和歌集にも龍田川の紅葉を詠んだ歌が数多くある。
この詩歌を背景にした文芸意匠。龍田川という文字や、龍田川を詠んだ短冊など、様々なものがある。紅葉と流水だけでも龍田川とするものも。紅葉の美しい季節に。 |