

※このページは整理整頓せず思いついたまま・お稽古で見たままの順番で
綴っていきます。
◆茶席の掛物
茶席には、待合と本席の床に軸を掛けます。
この掛軸が読めずに苦労します。先生と一緒の場合には説明をしてもらうのですが、なかなか一回で
覚えられるものではなく・・・。軸の意味がわからないと、その席の面白みがずいぶん欠けてしまうので
ぜひとも読めるようになりたいものです。そこで、軸の語句について説明してあるものを見つけた場合は
このページに書いていくことにします。
この語句は、「猿抱子帰青嶂後 鳥啣花落碧厳前」の一部で、『猿は子を抱いて青嶂(せいしょう)の後(しりえ)に帰り、
鳥は花を啣(ふく)んで碧厳(へきがん)の前に落つ』と読みます。「碧厳集」の中の一節です。
「碧厳集」は、沸果圜悟禅師(1063〜1135)が集録し、完成したものです。
中国は湖南省岳州れい州の夾山霊泉院という風光明媚なところに、唐の時代、この寺の住職だった夾山善会という方が
ある修行僧に「如何なるか、これ夾山の境」と問われた時に「猿は子を抱いて・・・」と答えたといわれます。
親子の猿が夾山の裏山から出てきて寺の庭で仲良く遊んでいる姿、鳥も枝から枝へ飛び交い戯れている。
この寺の庭では、猿も鳥も朝から晩まで一日中遊んでいる。しかし、猿は日が暮れると小猿を抱きながら山へ帰っていく。
鳥もまた、花をふくんで碧厳の前のねぐらへと帰っていく。夾山自身が猿や鳥とともに無心の世界に自然と
一体となって感じた情景が眼に浮かぶようですね。
◆6月のお軸
(こうじょうすうほうあおし)
笛の音がかすかに響いていたが、誰が奏でていたのだろうか。外に出ると人影は見えず、笛の音も聞こえず、
ただ大河の彼方に峰々が青くそびえている、という様子を表現した句。
6月のお稽古時に掛かっていたものです。夏に近づく、蒸し暑い今の季節にぴったりの涼感あるお軸ですね。
本などで詳しく書いたものを発見したら追記します。
◆6月の茶花
6月の茶花:ちんしばい・ほたるぶくろ・琉球月見草
・ちんしばいは、かすみ草のような感じ。白い小さな花が小枝にたくさん咲く。つぼみが丸くてかわいい。花があまり咲くと
香りがきつくなるので注意。
・ほたるぶくろは、紫のぷっくりした花。下向きに咲く。花が大きく開かないうちが良い。花自体が小さめが好ましい。
・琉球月見草は、よくある黄色の月見草ではなく、ピンクの月見草。若干、花が小さめでかわいらしい。
6月の花入:有馬かご
◆7月、8月のお軸
(たき ちょっかさんぜんじょう)
滝、という字が、いかにも滝そのものの画のようになっているものが多い。力強く、涼やか。涼を感じる軸。
◆8月の茶花
宗旦むくげ(底紅)・・・ものすごく覚えていないので、以下省略
◆初釜
床・・・結び柳。柳は、地面についた枝から根がつくので、同門のつながりや和(輪)の意味を込めて飾る、とのこと。
玄々斎のお筆の軸だったような・・?お茶も玄々斎のお好みのもの。銘は忘れてしまった。

◆7月の呈茶
(みず れいれい かぜ さっさっ)
水は冷たく、風はさわやかに吹いているという意味。自然のあるがままを読んだもの。夏にぴったり。
◆7月の花入れ
夏は焼き物ではなく、籠を用いる。籠の場合は板敷きは不要。鵜籠が7月にぴったり。
◆7月の花
むくげを多く用いる。フジバカマなど、秋の七草を先取りで使用することも多い。
◆7月の御菓子
御菓子器はガラスやすかしの入った涼しげなものを用いる。「琥珀」は琥珀色の羊羹に大徳寺納豆が入っているもの。冷やして食す。
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